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1歳2歳3歳の食事・食育で大切なのは?不安と疑問を小児科医と歯科医に聞いてきた!

子どもにとって食事が大切なことはわかってる。だけと、なかなかうまくいかないのが、食事ですよね。母乳・ミルクから離乳食へ、そして普通食へと食事形態が変わる中で様々な「なんで出来んの」「どうしてうまくいかないの」がいっぱい出てきませんか?そのうち、ストレスが溜まってイライラしちゃって、そのイライラが子どもや家族へ伝染!結果、みんなイライラ状態で何にもうまくいかない「負のスパイラル」へ。

食育と食事の基礎知識

よく噛んでたべることは、体の栄養だけでなく、視覚・臭覚・味覚などの互換を生かした食べ方によって楽しさや好奇心をかきたてるなど、こころの栄養を得ることもできます。そしてそれは、生涯にわたる健康づくりや生活の質の向上につかながります。

1歳から2歳の食事と食育

“食べる”を学ぶ

・「手づかみ」で口に運び前歯で噛み切ることを繰り返して、ひと口の量を覚えていきます。
・口から出すことも多い時期ですが、料理方法を変えると解決することもあります。
・食材の味、硬さなどの違いを感じて味見が発達します。いろいろな食材を体験させましょう。

食事の環境

・「手づかみ」しやすいよう、ご飯はおにぎりに、野菜は大きめに切るなど工夫しましょう。
・この頃は、まだ言葉にできませんが「思っているより硬い」「温かい」など感じています。声をかけ過ぎず、ときには見守ることも大事です。

1歳6か月~2歳頃気をつけたいこと

・「指しゃぶり」や「おしゃぶり」はおっぱいを吸う練習として必要ですが、生後7か月頃以降は不要です。長くおしゃぶりを使っていると、歯並びや噛み合わせが悪くなることがあります。
・むし歯予防のため、大人やきょうだいと同じスプーンなどを使うことは避けましょう。

1~2歳児の食べにくい食品例

・皮が口に残るもの(豆・トマト)→皮をむく
・口の中でまとまりにくいもの(ひき肉・ブロッコリー)→とろみをつける
・ぺらぺらしたもの(わかめ・レタス)→加熱して刻む

2歳頃までは与えない方がよい食品

・のどにつまりやすいもの(餅・こんにゃくゼリー)
・弾力性の強いもの(かまぼこ・こんにゃく・いか・たこ)

3歳の食事と食育

時間の概念ができてきて、我慢したり、順番をもつこともできるようになってきています。成長、発達のスピードが一定ではなく個人差も大きいですが、あせらず、できたことをほめて、お子さんの成長を見守りましょう。
・乳歯最後の奥歯が生え、すり潰しもできるようになります。
・スプーンやフォークを使ってじょうずに食べられるようになります。
・味覚が発達するとともに自己主張が強くなる時期のため、好き嫌いがはっきりしてきます。

お食事のポイント

食べるを学ぶ

・よく噛む習慣をつけるため、噛み応えのある食材を使う、野菜を大きめに切るなど工夫をしましょう。よく噛むことは、早食い、丸呑み、食べ過ぎを防ぎます。
・お箸に関心を持ち始めたら、少しずつ練習しましょう。お箸が上手に使えるようになるのは5~6歳頃からですのであせらずに。

事の環境

・乳歯が生えそろったことで、大人とほぼ同じものが食べられるようになります。
・食事の時間が楽しいと感じるように、できるだけ家族そろっての食事をするようにしましょう。
・食事のマナーを、少しずつ教えましょう。

3歳頃に気をつけたいこと

・食事中にお箸などをくわえたまま席を立って転ぶと、お箸でのどや頬をつくことがあります。マナーの点からも、食事中には立ち歩かないように教えましょう。
・お箸の使い方の練習は、時間を区切るなど、食事がトレーニングの場にならないよう留意しましょう。

まとめ

よく噛んでたべることは、体の栄養だけでなく、視覚・臭覚・味覚などの互換を生かした食べ方によって楽しさや好奇心をかきたてるなど、こころの栄養を得ることもできます。そしてそれは、生涯にわたる健康づくりや生活の質の向上につかながります。
・各月齢、年齢で何ができるようになるかをまずは把握する
・月齢、年齢に合った食事方法を実践する
・安全第一 のどに詰まらせないこと!
・トレーニングの場にならないようにする
・お父さんもさんも参加して、家族みんなで食事・食育を楽しみましょう!
※困った、ストレスが溜まって来たら相談です。相談先はママ友・先輩ママや地域の育児相談所などです。よく遊びに行く支援センターの職員さんへ愚痴を交えながら相談していましたよ。