0歳の知育のはじめ方を知りたいと思ったママ・パパさんの
・0歳から知育を始めていいの?
・0歳の知育をしたい、やってみたいけどどうしたらいいの?
・0歳の知育で大切なことをまとめて知りたい!
この記事を書いているのは、2児(女子・男子)を0歳からの知育を実践してみた
ママ:保育士 幼稚園・小学校教諭資格を持っており現在は支援センター勤務
パパ:作業療法士で病院勤務 脳・体の機能や発達の専門知識を持つリハビリ職 です。
はじめての子育てって不安ですよね。そんな中、知育に興味を持たれた方の一助になればと思い、この記事を書いてみました。
Contents
0歳の知育のはじめ方
知育に興味があれば、すぐに取り組むことをおすすめします。0歳から知育を始めた方が必ずプラスになります。日本には「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、乳児期は成長過程でとても大切な時間になります。最近の脳科学でも、このことは証明されています。子どもにも親にも負担が少ないやり方をまとめてみした。是非、今から一緒に「知育」をはじめましょう。
0歳の知育の大切さを知る
0歳の知育が大切な理由は、出産直後から脳細胞を活性化させる「シナプス」というものが増えるからです。この「シナプス」は3歳くらいで最大となります。0歳の時に親が適切に関わり、脳細胞活性化してあげることで、その後の発達が変わっていきます。だから、0歳の知育が大切になってきます。
0歳の発達過程を知る
知育で大切になるのが、必要な時に必要な関わりをすることです。必要な関わりを行うためには、0歳の発達過程を知り、我が子の能力を把握する観察力が親には必要になります。自分が0歳だったころを覚えている親は一人もいませんよね。ここで、生後〇か月の赤ちゃんはどんな状態かをある程度把握してくださいね。
0-1か月:ねんね期
目はほとんど見えませんが、耳は聞こえています。
生れつきの「握る反射」「吸う反射」「目を閉じる反射」がみられます。
1日のほとんどを寝て過ごし、不快な時は泣くことが出来ます。
2-3か月:寝返り期
少しずつ目が見え始めます。首や体をねじりはじめ追視などもできるようになります
4-5か月:首すわり期
生れつきの反射が弱くなり、自主的な反応が出始めます。周りの世界に興味を示しはじめ、マネをするようになります。
6-9か月:おすわり期
首がすわり、おすわりができるようになると、手を器用に使って遊び出します。
10-12か月:はいはい期
はいはいをするようになり、自発的な行動が増えます。危険なことが分からないのでお母さんを悩ますようになってきます。
知育で伸ばすのは5つの能力
知育ではIQ(知能指数)だけではなく、EQ(心の知能指数)も伸ばすことが大切です。「賢く思いやりのある子」にそだってもらいたいのが親心ですよね。まずはこの5つの能力を伸ばしてあげることで、人として大きく成長する土台をつくってあげましょう。
①感覚・感性
見る、聞く、なめる、さわるなどの感覚機能を高めながら、きれい、おいしい、いい香りなどの感性も育てる
②手
手や指先の運動機能を促す
③知能
好奇心を育て、意欲や知能を高める
④社会性
人とのコミュニケーション、情緒などを育てる
知育で忘れてはいけない6つのこと
育児は常に不安と隣合わせですよね。健康か、月齢どおりに育っているか、しゃべれるようになるか、歩けるか・・・
赤ちゃんは正しい働きかけをすれば、必ず知育の成果が見えてきます。わかってはいるけど、時間や心に余裕がなくなると忘れてしまうこともあるので、時々確認してみてくださいね。
①他の赤ちゃんと比較しない
②放置知育はNG
③毎日、ひとつでも知育する
④親も一緒に知育で成長する
⑤親の体力と気力が必要
⑥親子で知育を楽しむ
知育で大切なこと
知育で大切なことは、「関わり」と「環境調整」です。まずは、赤ちゃんがどのように発達・成長していくのかを把握しましょう。そして、〇か月は何が出来きるかを確認し、我が子をしっかり観察してあげてください。我が子の能力にあった「関わり」と「環境調整」をしてあげることが知育の第一歩になります。体重が平均より少し軽くても、月齢どおりの運動ができなくても、赤ちゃんがニコニコ笑顔で育っていれば育児に間違いはないはずです。一緒に知育を楽しみましょう。
最後まで見ていただきありがとうございます。
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